このツールは、定義された位置のラスターまたは一連のラスターからのセルの値を表示するテーブルまたはポイント フィーチャクラスを作成します。 これらの位置は、ラスター セル、ポリゴン フィーチャ、ポリライン、フィーチャ、または一連のポイントで定義されます。
このツールの適用例のいくつかを次に示します。
[現在のマップ範囲を使用] がオンの場合、現在のマップ範囲に表示されるレイヤーの変数またはバンドが解析されます。 オフの場合、レイヤー全体の変数またはバンドが、現在のマップ範囲内になくても解析されます。
入力位置データに基づいてサンプリングされる値を持つ単一のイメージまたはイメージのリスト。
多次元イメージ レイヤーのすべてのスライスをサンプリングするには、入力ラスターのみにする必要があります。
サンプリングする位置を特定するデータ。
入力位置データは、ラスターでも、ポイント、ポリライン、ポリゴンのいずれのフィーチャクラスでもかまいません。
入力位置ラスターまたはフィーチャクラスのすべての位置またはフィーチャについて異なる値を含んでいるフィールド。
位置セルまたは位置フィーチャに関連付けられている時間、深度、その他の取得データを指定します。
ディメンションごとに、位置セルまたは位置フィーチャに関連付けられている取得情報を指定するオプションが 3 つあります。
このパラメーターは、 [サンプリングされるイメージ レイヤーの選択] パラメーターが多次元ラスターの場合のみ使用できます。
位置データ フィーチャの周囲で指定した距離。 バッファー距離は、位置フィーチャの空間参照の距離単位で指定されます。 フィーチャが地理参照を使用している場合、単位は度になります。
統計情報は、このバッファー エリア内で計算されます。
このパラメーターは、 [サンプリングされるイメージ レイヤーの選択] が多次元ラスターの場合のみ使用できます。
計算される統計情報の種類。
このパラメーターは、 [サンプリングされるイメージ レイヤーの選択] パラメーターが多次元ラスターであり、かつ [位置レイヤーの選択] パラメーターがポリラインまたはポリゴンである か、 [バッファー距離フィールドまたは値の指定 (オプション)] が指定されている場合のみ使用できます。
この値の範囲は 0 〜 100 です。 デフォルトは 90 です。
このパラメーターは、 [統計情報の種類の選択 (オプション)] パラメーターが [パーセンタイル] に設定されている場合のみ使用できます。
ラスターのサンプリング時に使用されるリサンプリング アルゴリズム。
サンプリングされた値が出力テーブルの行と列のどちらに表示されるかを指定します。
このパラメーターは、 [サンプリングされるイメージ レイヤーの選択] パラメーターが多次元ラスターであり、このパラメーターに 1 つの変数と 1 つのディメンションが含まれ、各スライスがシングルバンド ラスターである場合のみ使用できます。
テーブル内にサンプリング値を持つポイント フィーチャクラスを生成するか、サンプリング値を持つテーブルのみを生成するかを指定します。
[マイ コンテンツ] に作成され、マップに追加されるレイヤーの名前。 デフォルトの名前は、ツール名と入力レイヤー名に基づいて設定されます。 レイヤーがすでに存在する場合は、別の名前を指定するよう求められます。
[出力の保存場所] ドロップダウン ボックスを使用して、結果を保存する [マイ コンテンツ] 内のフォルダーの名前を指定できます。